『ディアブロ3』ストーリーモード全クリしました。

10月にSwitch版のディアブロ3が半額になっていたので買いました。一年以上悩んだ末の決断。サンキューブリザードエンターテインメント!買っておいて大正解でした。

今はもう半額ではありません。買っていない皆さんは残念でした。

 

とりあえずストーリーモードをクリアしました。

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▲これがおれ。あまりにカッコいい。

 

主人公、つまりおれ自身があまりにかっこよかったので紹介しようと思います。

 

日本のRPGとかアニメの主人公ってナヨナヨしたのが多いじゃないですか?全編通して主人公の自分探しに付き合わされるみたいな節あるじゃないですか?こんな男のどこがいいんだよみたいな奴が女にモテまくるじゃないですか?嫁を選べるシステムとかあるじゃないですか?嫌いじゃないけど。なんなんですか???

ディアブロの世界はそんな甘っちょろいもんじゃないんですよ。ディアブロの世界では天使と悪魔が永劫の戦争をしています。「天使と悪魔?永劫の戦争?」黙れッ!!うるせーッ!!そう言うことなんだよ!

天界の征服を目指す悪魔にとって人間なんてものは虫ケラ以下。人類は常に滅亡の危機。

天使が守ってくれるのかと思うとそうでもなく、平気で「馬鹿な人間どもを救う必要がどこにある。あんな奴ら勝手に死んでしまえ」みたいなことを言う天使界の右翼みたいなヤバいやつが出てくる。

皆生きるのに必死で、人間同士でもお互いに足を引っ張りまくるし、そこに天使や悪魔の魔力が絡んでくるから余計に醜い争いが起こる。騙し合い、殺し合いのオンパレード。世界、最悪じゃん……。

そこに現れるのが主人公。"ネファレム"という特別な存在で……

 

ディアブロの世界観はおれ自身も詳しくないのでここで割愛。要するにディアブロ3に出てくる奴らは天使も悪魔も人間も関係なくクズばっかりだということです。ダークファンタジーとはそういうものなのです。それはもうひどい。誰も信じられない。

 

信じられるのはただひとり。

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この私だッッッッ!!!

 

Q.敵のボスに大切なアイテムを奪われた!どうしたらいいですか?

A.

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物だけ返してもらってバイバイ、では済まない世界。ゴメンで済んだら警察いらんねん!

 

 

Q.敵が城壁を破って侵入してきた!どうしたらいい?

A.

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攻撃は最大の防御ってワケ。クレームが起きたときに使いたいですね。

 

Q.天使をやめて人間になったのですが、人間の弱い身体では痛みに耐えられません。

A.

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お前が痛いかどうかは俺には関係ないというスタンス。甘ったれた後輩に言ってやりましょう。

 

Q.

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A.どこか我々の目の届かないところに隠れたようです。

 

A.

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どっちが悪役???

 

Q.仲間同士で意見が割れました。どうすればいいですか?

A.

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社内の会議で言いたいですね。

 

Q.戦わなければならないのは分かっているけど死ぬのは怖い…。どうしたらいいですか?

A.

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そういうことなんだよ。営業職に特にオススメです。

主人公が頼もしすぎて逆に感情移入できないよ。

 

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飲み会の翌日の俺?会社の人とのグループLINEに送るとウケると思います。

 

さすが世界的タイトル、天使と悪魔の対比や重厚な世界観の演出には目を見張るものがあります。古き良き海外RPG、という趣きです。

そして何より、ディアブロといえばそう「ハクスラの金字塔」とも言われる、キャラクター育成・アイテム収集要素。

これについては、「これまで遊んできたMMORPGスマホゲームのすべてが詰まっている」と言っても良いです。おれがはじめてメイプルストーリーに触れるよりも前からこんなゲームがずっと存在していたのか!おれは今まで何をしていたんだ…という気持ち。

 

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▲ストーリー序盤で入手して結局最後まで履き続けた史上最悪のズボン。「疫病で死んだ者の皮膚から作られている」じゃあないんだよ。これを履いていると敵がどんどん緑色(毒状態)になって死んでいく。こういうおかしなアイテムとの出会いを求めてモンスターを狩りまくるのが楽しい。PCで色んなMMORPGを渡り歩いた世代にはこの装備詳細ウィンドウはたまらないはず。

 

ダンジョン周回・装備編成・アイテム収集・潜在能力厳選・アイテムクラフト・スキルビルド、今までのゲーム人生で「気持ちよさ」を感じていた要素の全てがディアブロにはある。新しいスマホゲームを漁るときに求めていた「何か」がここにあった。

 

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▲この「未鑑定」にワクワクする人は是非遊んでみてほしい。

 

いわゆるMMORPG的な面白さが「全てがある」が、それでいて取っつきやすい。ゲームシステムはなんか知らん間にわかるようになっているし、Switch版ということはつまりJoy-ConまたはProコンでのプレイになるわけだが、スキルのボタン割り振りなど、全く無理なく遊べる。システムの多さの割に、スッと理解できるようになっている。流石ブリザードエンターテインメントと言うほかない。サンキューブリザード

たぶん1000時間遊んでも全然足りないタイトルだけど、「ちょっとひとダンジョン潜って寝るか」みたいな気軽さもある。主食でありおやつであり酒のアテにもなる、日清焼きそばみたいな存在。とりあえず冷蔵庫にいて欲しい。

持ち運びが出来るSwitchというハードがこれまたピッタシハマっているように思う。ダウンロード版を買ってとりあえずSwitchに入れておくという遊び方はかなりしっくりきています。

強いて不満点を挙げるなら、「ワイドショーでインタビューを受ける元暴力団員」みたいな低音ボイスの登場人物(特に悪魔勢のみなさん)が多い一方で、敵をジャキジャキ斬りまくる音がめちゃデカいので、何喋ってるかわからなくなるところです。結局「刃を向けてくるやつは殺す、そうでなければ仲間」ぐらいしかないので、言葉を理解する必要はあまりありませんが。

 

ストーリーモードを終えた今からがようやく本番。

子どもが寝たらこそこそとダンジョンに潜ろうと思います。

 

最後に、ディアブロ3が我々に与えてくれる最も有用なTIPSをお届けしようと思います。

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 おつかれさまでした。